定期保険に解約返戻金がある理由

最近、法人契約での長期の定期保険の引き合いが増えています。

保険料を経費で落としながら、将来の役員退職金を積み立てていくプランで、

社長・役員の現役時の死亡保障を準備し、

退職時に保険を解約して解約返戻金(かいやくへんれいきん)を受け取る というものです。


このような保険の加入方法をご存知の社長は多いと思います。

でも、

まだ起業したばかりの方や、これから独立を考えている方など

知らない方も多いでしょう。


私の知人で、決算前に一生懸命 経費になるようなものを買ったりして領収証を作って駆けずり回っていた社長がいましたが、

『え?保険って経費になるの??』『しかもお金が戻ってくる??』

生命保険って、セールスマンから何度も提案をされたり、

自分でちょっと勉強しなければわからないですから しかたないことです。


でも、ちょっと勉強して、上手に使うと とっても使える保険も多いです。


ここで、

「定期保険は掛け捨てのはずなのに、解約金があるのはなぜ?」と思う方も多いかと思います。


これも、生命保険の仕組みを理解すればカンタンなことなのです。

生命保険は、被保険者の年齢が上がれば上がるほど保険料が高くなるのは基本です。

年齢が上がるほど死亡率が上がるためです。

でも、現実には1年1年 契約を交わしてしるわけではありませんし、

年齢によって毎年毎年保険料が上がっていくというのも現実的ではありません。


なので、長期の定期保険等の場合は、現在の若い年齢の時に、

将来の高年齢時の高い保険料分を平均して前払いしているわけです。


ですから、途中で解約すれば 前払いしている分が戻ってくる仕組みです。


途中で解約せず、保険の満期までいってしまった場合は当然解約金は0円になってしまいます。
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